最近ヒール履くことがたまにあって、タコができました(泣)
一生スニーカーかペタンコの靴で生きていきたいと願う今日この頃です。
ヒールの靴もかわいいんですけどねー。
私たちのすべての体重を受けてくれている足の裏。
時にはタコを作りブーツに締め上げられ陰ひなたに支えてくれているのに、中々みんなその大切さに気付いていないと思うんです。
足の裏はすべての土台!
足の裏の感覚って忘れやすいですが、
足の裏には姿勢を調整するための感覚受容器がたくさんついています。
足で踏む感覚を覚えるとさらにポーズの安定感も上がるし、
足が使えるようになることで綺麗な姿勢や歩き方にもつながってくるんですよ。
アーサナはすべて土台が命です。
土台がぐらつけば上のバランスも崩れる。
無理にバランスを取ろうとすればそこに力みが生まれてしまうんです。
逆に足裏がしっかりと根付いていれば、そこからアライメントを組み立てていくのがすごく楽になります。
足のアーチなくなっていませんか?
偏平足の人って結構多いですよね。
足のアーチつまり土踏まずは体重を支えるのにすごく重要なんです。
人の足には着地するたびにその体重の3~4倍もの衝撃が加わっています。
このアーチがその衝撃を吸収して和らげてくれているんです。
アーチが作れている人のほうがもちろん安定性もいいですし、疲れにくい足、と言えます。
最近演歌歌手の方が足のケガで手術をされるというニュースが出ていましたね。
見出しが「足の甲に穴が開く」っていうけっこうショッキングなもので、驚いた人も多いんじゃないでしょうか。
足の裏は頭の先までつながってる!
人間の皮膚って全身途切れがないんです。
頭の先からつま先まで全身タイツのように体を覆っています。
だから肩先の皮膚を引っ張ったら、実は踵のほうの皮膚も引っ張られていることになるんです。
筋膜というものを皆さんご存知でしょうか。
皮膚と同じことが筋膜にも言えます。
筋膜も皮膚と同じように全身つながっています。
特に筋膜には筋膜ラインというものがあって、体の前側・後ろ側・側面を通っています。
この筋膜ラインでつながっている筋肉同士は特に影響しあいやすいんです。
足の裏はバックラインと言って、体の後面を通る筋膜につながっています。
だから足裏をほぐすと
後面を通る筋肉、
例えば下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)やハムストリングス
もほぐれていきます。
間違った柔軟体操をやるよりも、足裏をしっかりほぐすほうが効果的だったりするんですよ。
あなたの足の指って長いんです
足の指って見えてるココ(↓)だけだと思ってませんか?
いえ、実はもっと長いんです!
いわゆる足指として見えている骨はほんの一部分で、
実際に足指としてとらえられる骨はもっと長く、だいたい足の半分程度が指なんです。
この隠れている足指の骨(の周り)がすごく固まりやすいんですよね。
さっきも話した足のアーチには、実は横向きに走るアーチもあります。
それを作っているのがこの隠れた骨、「中足骨」です。
中足骨をまずほぐすことで骨の間にたまった老廃物も流れやすく、
むくみも取れてすっきりした足にもなりますよ!
足指の筋肉は足の裏を通り、ふくらはぎを通り、膝裏のほうまでついています。
だから足指がほぐれてくれるとイコールふくらはぎの筋肉もほぐれていくので、足首の柔軟性アップにも効果的なんです。
足のツボ押しでぽかぽか冷え知らず
足裏の中心のやや上、足の指をぎゅっと曲げたときに、ちょうどくぼむところが
「湧泉」です。
水の属性がある「腎経」の始点です。
腎臓の働きをよくするので、体内の水分を調節し、血液の循環をよくするので、首や頭の血行をよくし、下半身の冷え、特に、“冷えのぼせ”に効果的です。
腎経は生命力や精力をつかさどる経絡で、湧泉はその始点。
気力や生命力が泉のように湧くツボで、万能のツボといわれてます。
疲労回復にも効果的です。
身体柔らかくしたい!
って言ってぐいぐいストレッチする人いますが、
無理に伸ばそうとするとオーバーストレッチになっちゃったりすることもあります。
足の裏なんて見向きもしない人が多いとは思うんですが、
案外こんなところにもちょっと伸びるヒントが隠れてたりするんですよ。
最後までお読みいただきありがとうございます♪