太陽礼拝は皆さんご存知の方多いと思います。
では、月礼拝というものもあるのをご存知でしょうか?
太陽を陽のエネルギーとして捉えると、
月は陰のエネルギーです。
引用と言えば男女。
男性的な陽の要素に対して、 陰の要素は女性そのもの。
女性にぴったりのシークエンスなんです!
興奮を鎮静化させ、エネルギーバランスを調整する効果があります。
中々知られていない月礼拝のこと、今回こっそりお伝えします!
月礼拝のいいところ
生理前にもおすすめ
アシュタンガヨガの練習は生理中と満月・新月の間は行わないと言われているように、女性にとって生理の周期は特別なものです。
月礼拝はこの月経機能に対してもいい効果をもたらすので、生理中にやってはいけないどころか、ぜひ実践するといいものなんです。
本来の月経リズムに戻りやすくなるとも言われており、ホルモンバランスが整ったり、妊活に効果があるとも言われています。
骨盤周辺の機能を整える
股関節のあたりをほぐすアーサナがふんだんに盛り込まれているのが特徴のひとつ。
自然と骨盤を正常な位置へと戻してくれます。股関節を柔らかくほぐし血行を促進することで、むくみの解消にも効果的です。
心を落ち着かせる
精神状態を安定させ、ココロのコントロールを図ることができます。
気持ちが高ぶっているとき、もやもやして落ち着かないとき、ゆったりとした月礼拝のシークエンスが、ここをを鎮めてくれますよ。
月礼拝のシークエンスをチェック!
太陽礼拝がエネルギーを盛り上げるような縦の動きが多いのに対して、月礼拝は横の動きが多いです。
穏やかな女性的な動きと言われています。
①タダーサナ
マットの右端に横向きで立ちましょう。
胸の前で合掌して、まずは深く呼吸を続けます。
②立位の三日月のポーズ
両手を横から上げて頭上で合掌。左右に身体を倒します。
体側を気持ちよく伸ばせたら、吸いながら体を起こしましょう。
③女神のポーズ
大きく左脚を横に出して、両爪先は外側。
爪先の方向、外側に向かって膝を深く曲げ、腰を落としましょう。
④ウティタ・トリコナーサナ(三角のポーズ)
膝を伸ばしたら、爪先を左側に向けて。体を倒していきます。
前側の脚は付け根から開き、体側も気持ちよく伸ばしましょう!
⑤ウティタ・パールシュヴォッタナーサナ
身体を前爪先のほうに向けなおして、前屈していきます。
お尻のラインは平行に、背中は丸めず胸は前に送りましょうね。
⑥アンジャネアーサナ(三日月のポーズ)
前膝(左)を曲げて後ろの膝(右)を下ろしたら体を起こしていきます。
腰がつらくない範囲で胸を後ろにそらせていきましょう。
⑦サイドランジ
体の向きを正面(マット横側)に向けなおし、右膝をしっかり伸ばしつま先までまっすぐ。
お尻は深く降ろして、手を離せそうなら胸の前で合掌してみましょう。
両股関節を大きく外に開きます。
⑧マラーサナ(花輪のポーズ)
膝外向きでしゃがみます。
膝と肘がくっつくところに手足の位置を整え、肘膝で押しあいましょう。
↓
※⑦→①にかけて左右を変えて巻き戻していきます
ポイントはゆっくり動くこと
呼吸に合わせてダイナミックに動くというよりも、心の状態を観察するように、丁寧に動いてこそ効果が高まります。
ひとつひとつのポーズ、呼吸を深めるようにとどまってみてください。
女性にこそやってほしい月礼拝、ぜひ一度お試しください!
最後までお読みいただきありがとうございます♪