皆さんにはおじいちゃんおばあちゃんとの思い出ってありますか?
ちなみに私のおじいちゃんは、
お祭りでハイボウ(うちの地域のなまはげみたいな、棒で頭たたかれると頭がよくなるよってやつ)と喧嘩してた記憶しかないです 笑
ちなみにハイボウ↓↓
おばあちゃんは仏みたいな人で、泣きべそかく時はきまっておばあちゃんの膝の上でした。
生まれたときにはおじいちゃんおばあちゃんはいなかったって人もいるかとは思いますが、
一度でも一緒に過ごすことができた人は親だけでなく、
おじちゃんおばあちゃんの影響を少なからず受けていると思いますよ。
私も幼心に
「ケンカダメ、ゼッタイ」
て思いましたもん。
おばあちゃんにほめてもらえるようなことをしようっていつも思ってますもん。
この超高齢社会。
高齢者の方とのかかわりってとても大切ですよね。
この世は超高齢認知症社会
認知症 と呼ばれる方も以前とは比べ物にならないくらい増えています。
でも、昔と比べてそう呼ばれる人の割合が増えた気がしませんか?
それも気のせいではないと思います。
厚生労働省の発表によると、
日本の認知症患者数は2012年時点で約462万人、
65歳以上の高齢者の約7人に1人の割合と言われています。
今後高齢化がさらに進んでいくにつれ、認知症の患者数がさらに膨らんでいくことは確実です。
団塊の世代が75歳以上となる2025年には、
65歳以上の高齢者の約5人に1人を占める見込みだそうです。
ただし、これは受診して認知症と診断された人だけの数字です。
症状は出ているのにまだ受診していない人も含めると、数はもっと多いはずです。
恐ろしや。
認知症の症状をおさらい
認知症のイメージって俗に言う「ボケ」と思っている方も多いと思います。
人の名前がわからなくなったり、物の場所がわからなくなったり。
本当はそれだけではないんです。
認知症にはそういう記憶障害と呼ばれる中核症状とは別に、周辺症状と呼ばれるものがあります。
誰だって記憶がなくなったら不安になりますよね?
言いたいこと言えなかったらイライラいしますよね?
それと同じです。
認知症の方はそれが少し強く出てしまうんです。
だけど家族、そして介護者側が悩まされてしまうのは、実は周辺症状の方だったりします。
現代人は認知症になるようになっている
そもそもなぜ認知症になるのでしょうか?
認知症が増えている背景には、現代の生活スタイルが関係していると言われています(特にアルツハイマー型)。
その生活スタイルの変化とは、食生活の欧米化、自動車の普及に伴う運動量の減少、核家族化による対話の喪失や社会的な交流の減少、があげられます。
あとは、肥満、喫煙、うつ病、高齢期の難聴、糖尿病、なんかも言われています。
これってヨガしたら変えれそう?て思いません?
え?思わない?
じゃあご説明しましょう。
ヨガで認知症をどう予防するのか?
身体を動かす=脳に刺激
脳と体って当たり前ですがつながっています。
脳からの信号が体を動かしているのはわかりますよね。
その反対もあるんです。
身体を動かしたり、体がいろんな刺激を受けたことも、脳に信号となって帰るんです。
身体を動かすことが脳自体の運動にもなっているわけです。
時間の感覚を思い出す
「 毎週水曜日の14時からヨガに行きます。」
って決めたら欠かさず行くって高齢者の方は若い方よりも多いんです。
決まったルーチンをこなすのが得意な方が多いんですよね。
毎週何曜日の何時、って思ったらそれだけでスケジュールを気にします。
時間を気にします。
何となくぼーっと過ごすことがなくなります。
こういう小さくても考えながら過ごすことが脳の活性化にもつながります。
周りの人とのつながり
私としては、これが一番大きいと思います。
言葉は交わさなくても、同じ空間で一つのシークエンスに向けて動いているというだけで 、不思議な一体感が生まれるものです。
もちろん、家から一歩出るということ自体がすごく大きな壁になる人もいますから、
まずクラスに参加するというだけでも、
外からの刺激を受けるためにはとってもとってもいいことです。
クラスに行けば誰かと言葉を交わす。
それが現代社会においては中々貴重な環境だったりします。
もちろん、
高齢の方は何かしら持病や不調を抱えているもの。
高齢者の方に合わせたクラス展開をしてくれるようなレッスンを受けるようにしてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます♪